10月デリまとめ日記
日曜日は11月最初のデリ出勤日。
仕事が入ってよかったッス。
1カ月経過してインボイスの副反応が薄らいだ気がする。
精算時、キャストのインコールも客電もけっこう鳴っていた。たまたまなのかもだけど、離れたお客様もいれば新しく増えたお客様もいるだろう。
その日は2本ともネット指名の電車移動だったんだけど、一本目の待ち合わせ駅に向かうため乗った電車の後に人身事故が発生。
帰りは振替ルートが使える駅に送っていただけたので、次の待ち合わせ駅に定刻通りに着けた。
インボイス制度導入で指名料が上がった。
影響でお客様にも変化が出ている。
そんな中でインボイス制度導入後にパネル指名でついたお客様と、けっこう前に店新規でついたお客様も本指名で戻ったのは嬉しい限り。
とはいえ嬉しい事ばかりでも無かった。
事前予約、当日予約のキャンセルはやはり凹む。
これまでもキャンセルはあったけど今回はそういう話とは違った。
先月のある金曜日、出勤少し前にお店新規の当日予約が入った。
事務所に着いてスタッフさん(ブログでワシが時々相談しやすい他店の応援の人→応援さんて呼ぶことにする)から「うちは新規だけど他店を使った事があると話しています。140分以上と言ってだけど上がり時間の関係でそれより短いコースにしてもらいました。南口のホテルを使う予定だそうです」とのこと。
備品の補充したりしているうちに予約時間が近づいてお客様から入電がありホテルと部屋番号が決まった。
部屋前に到着してノックしたらドアが開いたので入室。
源氏名を名乗りご挨拶したところ「あの、自分が呼んだ人と名前が違うんだけど」と言うので、えええ〜と焦り「指名した女性の名前を教えていただけますか?」と尋ねたら「⚪︎⚪︎⚪︎さんです」と言う。
ってか、ワシの源氏名は二文字なんだけど、指名したと言うキャストさんは三文字だし、一文字もカスって無いんだけど、どゆこと?
お店に電話して応援さんが調べてくれて「そもそもその名前のキャストがウチにはいないんですよ。。。隣店にもいません」ってまたまた、どゆこと?
(なんかおかしい)
するとそのお客様は別の店の名前を出して、自分はその店に電話をしたと言い張る。
ホテル名、部屋番まで本人が連絡してきてそれは無いだろう。
応援さんもワシと変わってお客様と話してくれだけど電話なんかかけていない、知らないの一点張り。
さらにいつも同じ店を使うからわざわざ新しい店は使わないと言う。
お客様は証拠に自分が呼んだ店のスタッフに電話をするから聞いてみて的な事を言って、先方のスタッフとも話をした。
電話口で「あのですねー、申し訳ないんですけどウチの女の子もう到着してるんで。そちらで間違えてたら本来のお客さんが待ってるんじゃないですかぁ〜〜?そろそろ部屋を出てもらいたいんですけどォ〜」と言われ、その時点で嫌がらせをされたとわかった。
ただの嫌がらせなら新規客なんだから予約をすっぽかしたりドタキャンしたらいいだけよね。
ダブル予約するようなマナー悪い客だとしても同じ事をするはず。
わざわざ呼んで「貴女を呼んでません、店に予約もしていません」なんて手の込んだ事はしないっしょ?
嫌がらせと言うより偵察を兼ねた冷やかしだろうね。
インボイスにより指名料を値上げしたとホームページにアップしたことで、売上は一時的に落ちるだろうし、客離れも起きる。
2回目以降、千円ならともかく二千円払うならそのキャストは選択肢から外すと言うお客様もいるだろうから、2回目以降の指名扱いで稼いでいたキャストは前より稼げなくなる。辞めたり、出勤を減らして他店と掛け持ちをする。競合店の責任者の中にはライバルを潰すチャンスと考える者もいるだろう。
今回の相手の店もチェーン店で頑張っている。
経営者や本部はそんなセコい指示はしないはず。
おそらくそこの責任者がチャンスとばかり実績を伸ばすため個人判断でやったんだと思う。
なんでワシがターゲットなんかな?と考えた。
☆出勤時間が実働部隊(笑)とタイミングがあった。
☆ランキングに上がるキャストを狙ったらさすがに店も黙っていないと考えた。
両店の掛け持ちもターゲットから外さないといけない。
あと、たまたまお客様のスマホの画面が見えて競走馬のパドック写真が待受みたいになっていたから「誰にしよう。あ、この人たまに日記に競馬の話を書いてるからじゃこの人でいーか、ダミーじゃなさそうだし目立つ存在じゃないから店も大ごとにしなさそうだし」くらいの気持だろね。
嫌がらせと感じたら嫌がらせに気がつかないフリをするのが得策なんだよ。
イジメはほっておくとエスカレートする。妨害行為に近い嫌がらせは犯罪になる。今回みたいな曖昧な嫌がらせはあえて気がつかないふりをして笑顔で間抜けを装うのがベスト。
不愉快だけど、頭の中を切り替えたら「金曜日、短時間出勤で、仕事ドタキャンされてお茶引いた、チャンチャン♪」でおしまいの話よ。
部屋を出る前に丁寧に挨拶をして「この間違いをきっかけに今後は当店もお客様の選択肢に入れてくださると嬉しいです。それから私コーヒーが好きなんでよかったらどうぞ?この店ほんとに美味しいんです♪とワンドリップのコーヒーを一個お渡しして、最後にお客様の靴をきれいに揃えて退室した。
お客様さすがに笑っていたし、ここまでしておけばウチの店のネガティヴキャンペーンもはりにくいじゃろ。
下におりたら女性が椅子に座っている。
若いけど目が虚無で不思議ちゃんモード。あまり見たら悪いからサッと流し見した程度だけど。
その店は熟女と言うわりに若いキャストもけっこういる。
深夜も営業するし価格の安さで回転するらしく在籍もかなり多い。
事務所に戻る途中、相手の店のホームページをみて、お客様が口にした名前のキャストさんプロフをみた。
えーっ!若い!パネルも可愛い!熟女店じゃなく人妻店で若妻アピールできるやん!なんでこんな若い子が??
だが実物とはかなり違う。かなり違うけど、ワシからみたら可愛い若いお嬢さんに変わりはない。変わりはないが最近の写真加工アプリの優秀さに改めて感動した。
事務所に着いたら応援さんもお客様にずっと電話してくれていたようだけど、事のあらましを説明したらなんとなく察したみたいだった。
ひとつのスマホで電話番号を二つ持てるからそのシステムを使った可能性もあるとの話しだった。
正直、ターゲットが自分でよかったよ。
キャストによっては「えー(涙)」って反応したら相手の思うツボだもんね。応援さんから「せめて交通費」と千円渡されたけど、まさか応援さんのポケットマネーだったら申し訳ないよ。素直にいただいたけど(笑)
改めてあのお嬢さんのプロフをみたらずっと10時から27時まで出勤、AF、飲精、顔射etc、ババアのワシらすらバツつけるレベルがフルオプションになってて、どんな事情があるにせよ心身壊れてしまうのでは?
本人はそれでも稼ぎたい理由があるんだろうけど他人ながら少し心配になった。
そんなこんなで悲しみフライデーになったわよー。
サブ店のほうは無事にお客様と会えて、おにぎり屋のぼんごに行きたかったけど、花さんから混んでる情報があり
ネットみても並んでるとか書いてあるから諦めた。
せっかくだから巣鴨に出て昔巣鴨ベックスで食べた「すがもんプリン」買おうとしたけどホームページのメニューに無かった。もしかして空振りするかもって事でお客様とお別れしたあとしばらく都電荒川線を眺めてから帰ることにした。とほほ。
巣鴨のゆるキャラのすがもん可愛い。
結局地元に戻りドラックストアでパケ買いしたボディソープ持ってドトールでジャーマンドック食べたわさ。
さて、久しぶり金曜のデリ出勤行ってくる!