親友ちゃんにローランド様の店でランチをゴチになった。

平日のランチタイム開店時間に行くと半個室みたいなテーブルに誘導してくれる。

周囲を気にしないで会話ができるのが嬉しい。

少し前は親の介護問題が話の中心だったけど、今年に入ってから自分の老後と介護について話す事が増えた。

先月は高校時代の親友MちゃんYちゃんの3人で会った。

一人はコロナ禍であえず２年ぶり以上の再会。

前回の日記に書いた年金の「特別支給」も話題の一つ。

親友ちゃんはワシより年下だから支給はもう少し先だけど彼女曰く「姉は去年から貰ってるけど私は貰えないの。ギリギリ調整期間だけど退職して一回精算しちゃったから」との話。

昔は退職したら厚生年金を一括精算できたらしい。

女性は結婚退職も多い時代だったから、勤続年数から退職金も出ても雀の涙という事で退職金代わりにと精算する人もいたらしい。

旦那さんに生活力があれば生きていけるんだもん。

ちなみに今は精算できない。

親友ちゃんは短大を出て独立行政法人に秘書で入社したけど、天下り組織でやる事がなく「私の仕事は天下りしてきた暇なお爺さんにお茶を淹れること、あとはやる事がなくてMOREと withを読む事だったの。退屈過ぎて気が狂いそうになったから辞めたの。その時の分は精算してもらってしまったから…」とのこと。

ワシが「ワシと給湯室で運命の出会いをした、⚪︎⚪︎ビルの会社はそこそこいたやん。先月Yちゃんと会ったけど、そんな長く働いてなかったし、貰える予想すらしてなかったのに書類が来て、手続きしたら毎月６千円貰えるって言ってたよ」と話した。

精算分をのぞいても転職して結婚するまで厚生年金だし、そのあと国民年金払ってたら多少は出る気がする。

親友ちゃんは6月生まれだから５月には書類が届くはず。

６５才以前に貰える特別支給は使い方はそれぞれだ。

ワシは来年早々に風俗嬢を卒業しても、しばらく続くであろう今の生活の維持費にあてる。ただし風俗の仕事のように税金を曖昧にはできないので、再来年に支払う保険料や税金を考えながら仕事をする。

それに今は仕事に波はあれど風俗嬢という別の世界を持つことでメンタルを保っている。

だから介護の仕事以外、違う仕事がしたい。

感情労働じゃなく人と極力他人と関わらない仕事。

来年からはスカートも履かないメイクもしない仕事で黙々と僅かな収入を得る仕事を探す。

今のところ遺跡発掘調査のバイトが第一候補。

多摩地区はあちこちで遺跡が出るからね〜♪

シニアで年金貰いながらの人も多いみたい。

ガチで考え中なのさ。

毎月介護の仕事以外で25,000円くらい稼ぐのが理想。

清掃も考えだけどシフト制が多い。

あくまでメインは介護だから期間的な仕事やスポット的な仕事が希望。

６５才以降は会社勤めしていた頃に敏腕の保険屋のおばちゃんの攻撃に負けて加入した保険につけた個人年金が10年間毎年３０万円ほど出る。月にしたら25,000円。

公的年金と個人年金、まだ働けるなら少しは介護の仕事も続けたい。最近ネットニュースで90才でマックの清掃の仕事をしてる人の記事を読んで、最高のボケ防止は働く事だと再認識したわ。

さて、小梨バツイチのワシは旦那がいて子供がいる彼女達が羨ましい。

だけどみんな子供は頼らないって言う。

墓じまい、直葬、戒名なし、最低限の手続きだけを子に頼むにとどめたら、自分が認知症になっても家族が揉めない形を作るために自分にお金を使うのだそうだ。

この考えが仕事仲間や友達に増えている。

親友ちゃんは一人息子が二浪して今年就職。

父親の背中をみて「ああはなりたくない」と堅実経営の中堅企業に就職した。

大卒で今年は手取り１７万円ちょい。

勤続年数が増えたら収入も増えるだろう。

親友ちゃんは社会人のけじめとして食い扶持を三万円いれろと言ったら最初かなりゴネられたそうだ。

ワシらの時代も２万〜３万円が相場が多かった。

食い扶持はケジメで、子供名義で貯金してる親が多い。

ワシのオカンは全てお高い化粧品に使ってだけどw

なんとか交渉に成功し、毎日５時起きして作る弁当代に5,000円使い、残り25,000円を息子のために作っておいた通帳に貯金しているそうだ。

いつか「このお金はあんたのお金だから預かっていたのを返すだけ、あげたんじゃないから気にしないで」って言うんだって。

Yちゃんは娘二人が年子で揃って趣味がコスプレ。

美容関係の仕事をしていたお姉ちゃんがメイク担当、デパートのお直し部門勤務の妹が手作りで衣装を作りイベントに参戦していた。

ワシがこの前、娘達は元気？と聞いたら二人とも結婚したそうで、おめでとうと言ったら「それがさー、聞いてよ！私が二人とも30才過ぎてパラサイトシングルするなら生活費を2万円から3万円に値上げするって言ったのよ、そしたら二人とも値段交渉して5千円値切ってきてさー、差額5千円は婚活アプリの経費にするって言うわけ！そしたらあっという間に相手が見つかって結婚したわよ。そんなに親に金を払いたくねーのかよって思って呆れたわ」と。

あの手のアプリは玉石混交だと実感したわ。

まともなアプリは女性からも会費とるんだろね。

「前の彼氏達はミュージシャンとかカメラの仕事して外見は素敵だったし性格も良かっだけど、二人とも地味で穏やかな性格のサラリーマンを選んだの。主人なんて相手の会社の企業情報をすかさずチェックして経営状態を調べてたわ。旦那が重要視したのは、学生時代からの友達がいる、やや非モテ、1番重要視したのは相手の親との距離の取り方がしっかりしてる人」だってさ。

なるほどー！

そして最後はMちゃんの話。

先月で働いていた病院の売店が閉鎖して次の仕事を探すのだそう。彼女も８月生まれ。少し特別支給が出るため「韓国グループのファンクラブの会費、一人カラオケなどの小遣い程度があれば良いそう。旦那さんが人工透析とパーキンソン病のダブルになり障害年金申請中で、計算すると自分自身の小遣いを見積もって最低25,000円あれば良いそうだ。あとは病院に付き添いしたり旦那の世話もある。

いま、介護の資格を取るか悩み中。

それぞれの25,000円。

３万円じゃないのかリアルだよねwww