あー、ダメぽ。

ちかれとります(●´ω｀●)

名古屋泊で兄のところに行った時からずーっと。

火曜日有休で一泊。翌日にはオカンのデイサービスの迎えがあり夕方オカンとこに行った。

月曜日の同行援護は７時間コースになった。

少し前にワシの大きな勘違いが発覚。

民生委員さんと思い相談していたおじさんは民生委員さんではなかった。

厳密には別のエリアで民生委員を最近までやっていたので正しい部分もある。

ワシは迷惑な相談をずっとしていた事になる。

兄の話は「同じマンションの管理組合の役員さんで、なおかつ民生委員もしている仲の良い友達」という意味に取れた。

しかしこのおじさんは「昔、兄と同じ会社で働いていた仲の良い友達。同じ市内ではあるが別の町在住でマンションは無関係。在住地区の民生委員をしていたがこの前引退した」人だった。

担当エリアの民生委員さんとばかり思っていた。

おじさんめちゃくちゃいい人だった。

泣き言まで言ってしまった。

おじさんを仮称でコジマさんと呼ぶ事にする。

迷惑な入知恵ばかり兄に吹き込む相談員に振り回されて悩んでいるのを知り、コジマさんも「せっかくだから妹さんに任せたほうがいい」と進言してくれたけど、一度刷り込まれた耳障りの良い話はなかなか撤回できない。

相談員も悪気は無いのだとは思う。

兄が経済的不安を口にしたので生活保護の話を持ち出したのだろうと想像してる。

昨年、兄に会いに行った時「車、猫、マンション」現状維持で生活保護を申請できると相談員が言ったと聞いて驚いた。

ワシは仕事柄、生保宅を担当する事も多い。

医療扶助、介護扶助など現物支給の扶助は認められるケースが多い。基本的に財産は持ってはいけないので不動産や車は手放さないといけないが例外もある。

１０万円程度の貯金は認められているが、貯金というか急に何があった場合の手元金みたいなものかな。

持ち家のままについては、昔担当していた冷蔵庫パタ子さんのケースが例外に該当する。

パタ子さんは離婚した時に慰謝料代わりに元ダンから中古のワンルームマンションを貰った。売却しても２５０万円程度。４０代のパタ子さんは病気のため就労はできないので、先々を考えたらマンションに住み続けるほうが家賃扶助より生活保護費を抑えられるからだ。

介助犬は愛玩動物ではないので除くとして、ペットも認められるが、ペットが病気になって治療費がかかったり、飼い主が入院した場合にペットホテル代がかかっても追加支給は無い。決められた生活扶助費の中で賄う。

国民年金があれば生活扶助は出ない。出るとしたら年金が生活扶助費より下回る場合は差額が出るってのはある。

車所有についてはさらにハードルが高い。

そもそも運転しているので要支援２なわけよ。

運転しなくなれば要介護1の認定は通るレベルだし介護タクシーも使える。

しかし猫の餌や砂を買うためと通院は自分の車が便利だから手放したくないのだ。

その前にドライバーとしての責任はどうなんだと思う。

猫も飼い主責任はどーなんだよ。

コジマさんも車は手放すよう説得してくれて「本人が自分で決めると聞く耳を持たない、ただ任意保険は入っていると言っていた」とLINEがきた。

車所有で生活保護ってかなりレアケースなのに。

よくもそんな話をしたな。

たまにいるんだよ。弱者保護団体の代表の話とかの受け売りで知ったかぶりする奴。

この前はコジマさんと一緒に行ったら生活保護の話をしないので変だなと思っていたら、相談員から「障害年金がもらえるかもしれない。癌でも貰えるんですよ」と言われたと。

はい？

コジマさんと顔を見合わせてしまった。

兄はコジマさんと同じ会社にいた時、会社が株式会社になりその時点で社員扱いになったそうだ。

兄はそこで働く前に日雇い職人みたいな時期もあり、厚生年金も少しはあるが、国民年金と足して「国民年金満額」でもらえる金額とあまり変わらない収入しかない。

兄が相談員から聞いた「国民障害年金」とは障害基礎年金のことで二級に該当する状態だからって話らしい。

調べると確かに兄の状態は二級に該当すると思われる。

他の条件を無視して級だけ見ればの話だから、そこだけ見て「もらえるかもしれない」と話をするのはダメだろ。

障害年金て簡単じゃないんだよ。

過去の診断書とか揃えないといけないからけっこう大変なんだよね。

民間のナントカ生命の癌特約なら「あなたは癌のステージ⚪︎⚪︎です」が診断日だけど、障害年金はそうじゃない。

たまたま自分の保険を見直していたので、担当の外交さんに聞いてみた。

「癌で障害年金ですか？自分の周りではいないですね。話を聞くと認められるケースもあるようですね。だけど日本人の何人に1人が癌になる時代ですよ？簡単ならみんな障害年金を申請しますよね」と。

兄が「俺はまず自分の力でやりたいんや」と言うのを聞いてコジマさんが「自分の力でやるのはそこの部分じゃ無いと思うよ。調べるのは妹さんに頼んだほうがいい」と助言してくれた。

ってかね、相談員も兄の状況を把握した上で言えよ。

相談員が「かもしれない」とか「可能性がある」の段階で話すのはダメやん。

せめて「この制度が適用される可能性が高いから妹さんに繋いでください」なんじゃないの？

昨年末の低所得者の光熱費補助の申し込みもできなかった人なんだよね。振り込み銀行と名前と住所書いてポストに投函するだけの手続きすらワシがやったのに。

結局、初診日がネックで申請してもダメな確率が高いと分かった。

相談員、変わってくんねーかな。