ドラマの話
深夜ドラマが好きなんだけど今シーズンはワシ的には今ひとつな感じ。
録画してるのは「来世ではちゃんとします」くらい。
そのぶん、深夜枠じゃないドラマが面白い。
特に「リエゾン」という児童精神科をテーマにしたドラマが好き。コミックが原作らしいので読んでみようかな。
主人公の研修医の女の子は研修先で遅刻の常習犯、命に関わるミスなど失敗を繰り返し、医者は向かないから諦めたほうがいいと言われてしまう。
あるきっかけで児童精神科の個人クリニックで働くことになり、本人も発達障害であることが判明する。
ドラマは1話完結なので途中から観てもわかりやすい。
様々なケースを取り上げていて、クリニックや病気、本人や家族の事も丁寧に描かれている。
前回は主人公が学生時代に失敗してもフォローしてくれたバイト仲間たちに会い、あの頃にたくさん迷惑をかけてしまったのは自分は発達障害だったからだとカミングアウトしに行くシーンがあった。
仲間から「あまり発達障害を理由にしないほうが良い、思い込まないで」というような励ましを受ける。
みんな良い人だからこそ「病気だって思いこまずに」との励ましだと理解しながら、世間との距離を感じて主人公は傷ついてしまうというシーンがあった。
心の病気は、病気として認め向き合って行く部分と、個性の部分、病気ゆえに欠けた部分を補う長所を全て含めて受け入れて生きていく事が大事だと感じさせるドラマだと思った。
他にも「女神の教室」や「リバーサルオーケストラ」「罠の戦争」も好き。
罠の戦争では、台詞の中でサラっと「証拠をドリルで破壊したってのもあったよね」と実話をぶっ込んでいて、えーっそのネタヤバくない(^◇^;)と笑ってしまった。
前クールの「エルピス」でも感じたけど、元総理が襲撃され宗教団体とズブズブなのが世間の知るところになり、政治の力が弱くなったからこそ、こんな政治絡みのドラマが放送出来るんだろうなと思った(笑)
面白いけど、ドラマは素直に感動する内容が好きだなぁ。
団地にあった雪だるま。
作ったのはたぶんどこかのおばあちゃんっぽい。