新☆なおの湯

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マイペースが一番

テレビのワイドショーは「なんとなく観る」感じなんだけど、今朝の羽鳥さんの番組は「認知症の薬レカネバブ」の話題だったのでちょっと見入ってしまった。


アルツハイマー、軽度の人に対して「進行を平均3年程度」遅らせる効果があると説明していた。

アミロイドβにアプローチするんだってさ。


以前働いていた施設の先輩が認知症ケア専門士の資格を取って「認知症は多幸期」と学んだと話していた。

ワシもかなり重い認知症のフロアを担当していて「何もわからなくなるのは全て不幸なわけではないんだ」と思うことがよくあった。

手掴みでご飯を食べて美味しいと笑顔を見せたり、昔は厳格で厳しく怖かったと言われていた人が施設のイベントで当たったキティちゃんのぬいぐるみを抱きしめ喜んだり。


でもね、やっぱり認知症の家族は辛いし、だんだん自分のことがわからなくなるのは辛く悲しいんだよ。


この薬はアルツハイマー、軽度の人に向けたものという事で、もし自分がアルツハイマーになるのかもしれないと予兆を感じた時「3年程度時間を稼ぐあいだに自分の意思で終活に向けた具体的準備」が可能になる。


健康に対して「予防」は大事だけど、これをやれば絶対ならないってのは無いんだよ。

ワクチンだって接種しても感染するんだから。

重篤化リスクを避ける為、感染の可能性を下げる為なだけなんだよね。

逆に言えば感染したけど「このくらいで済んでよかった」となるかもしれない。

フレイルなんて言葉があって、高齢者が受診する内科には啓発ポスターがはってある。

少し前に予防介護の点からリハビリデイが増えた時期があり、マシンなど、ああいう機械はかなり売れたんじゃないかな。

ワシはひねこびた性格だから「企業献金」の文字がちらついた。予防介護なんて金かけなくても出来るはずだし。


誰にも老いが来る、老いは悪ではない、老いはその人の人生そのもの。

抗えない老いを認める事、意識することで自分の理想とする老いを目指す事の両輪で動かさないといけないんじゃないかなって。


認知症って自分はなりたくないよね。

ワシはアロマアドバイザーの資格持ちで、いくつかある団体の中で一番大きなとこのなんだけど、会員は提携アロマショップで精油が割引で買えたりする。

マッサージ屋だった時「認知症に効くアロマ」がブームになり、4種類の精油が店頭から消えた。

特にラベンダーとオレンジスイートが手に入らなくてめちゃくちゃ困った。

転売ヤーはまだいない時代、入手の面では入荷待ちまでだったからマシだったのかも。


ショップの店員さんが困惑していて、間違った使い方をする人がいて説明するのが大変だったそうだ。


精油って禁忌もあるんだよ。

芳香浴程度なら命に関わるとかはほぼ大丈夫なんだろうだけど、お客様さんの中に原液を染み込ませたワタを鼻の穴につめてきた人がいて、そんなん粘膜に触れたら身体に毒だし皮膚トラブルが出てしまうって驚いたと聞いた。

たくさん使ったから良いというわけではないんだよ。

精油は希釈しないといけない。

資格には法律や医学的な学びもある。

何より精油の原液ってかなり匂い強烈だから癒されない。


アロママッサージを好むマッサージ屋の本指名さんは出張先でヌキ、非ヌキを使い分けてを呼んでいた。健全店と呼ばれる店。

比較的若いスペック高めのセラピストが来る。

ホームページはセクシーなイメージだけど、真剣にマッサージをやってる子もけっこういる。


本指名さんはイランイランを希望する人で、ある時非ヌキのメンエスを呼んだらセラピストに知識が無く、希釈より多く入れたせいでセラピストの気分が悪くなってしまったそうだ。風俗ならともかく健全店のセラピストに知識がないのはよろしくないと呆れていたけど、女の子が可哀想だから料金はそのまま支払って、自分が仕事の打ち合わせが入ったからと店に電話して返したそうだ。


「大は小をかねるってわけじゃないからな」と。


話を戻して、今日のワイドショーで認知症予防にスマホを使わず地図を見で歩くのが良いとか、何歩歩くのが良いと言っていたんだけど、ワシはマッサージの自力移動はスマホのマップ機能を使い画面を見ながらナビを使わないで目的地を目指し歩いていた。

真夜中の東京をいっぱい歩いたけどステキな風景や場所にたくさん出会えた。


スマホには万歩計機能があったり、歩いた分ポイントが貯まるアプリもあるから普通にスマホ使えば良いやん。


歩く事を楽しむ事が大事、続けること、無理しない、気分がのらなきゃ行かなくてヨシ。

何歩歩かないと意味がないとかあまり縛られたらストレスで続かないかもしれないよ。

マイペースが一番だと思うなぁ。

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