日記に収めるパート2
相変わらず知人に相談したり、猫の保護団体を探してる。
成猫は厳しいね。
ワシ、ペット飼ったことないし興味もない。
たまにPECO TVみて「子猫かわえー」と萌える程度。
猫飼いの知人に毛玉吐きの異臭話をしたら、猫は毛玉を吐くものだけど、飼い主が体を洗ってあけだり、清潔を保てるよう手入れをしたら軽減する。お兄さんちゃんと面倒みてあげてないの?って言われた。
引き取りについて「お兄さんの件は気の毒だけど、5才の猫は、お兄さんの病気の発症がわかったのは最近だし、なんとなく疲れやすい的な自覚が始まった時期を遡ったにしても、もっとそれ以前に飼い主としてちゃんと去勢手術したりできたでしょう?」って指摘された。
保護団体も「飼い主が去勢等してください」と書いてるところが多い。
ある団体のメールフォームで質問したら電話が来た。
相談内容はあらかじめメールに書いたので、それの補足説明だった。
いろいろ探しているから、この団体どこにあるのかな?と思いきや関東だった。
地方出張は交通費を別途請求。
保護は家猫限定、老猫中心らしく、兄の猫はこの団体では若い部類だそうだ。
生涯において団体が面倒見る場合、家猫の平均寿命17年として1日300円計算。
「17年-猫年齢=団体が世話する期間」となる。
この団体はお金についてはシビアなほうだけど思う。
譲渡先を探す形の預けは二匹で出張費込み40万円くらいと説明を受けた。貰い手がないと責任持って面倒みてくれる感じだった。
飼い主が面会に来れるようにしていたり、ホームページの動画やブログを頻繁に更新して「飼い主の責任」についての啓蒙を熱心にしている。
ここなら譲渡先が見つかるまで、離れ離れになった猫の動画や日記で様子をアップして観れるようにしてもらえらるかもしれないって考えた。
親友ちゃんもペットに興味ないのでLINEしたら「ひろったネコ二匹に40万円?アコギなぼったくりすげ〜!中間管理職1ヶ月分の手取りだよ」って返信来たけど、知らない人にはそういう感じなんだろね。
担当者も「もっと安く引き取る山奥に施設のある団体もあります。面会できないようなところも」と言っていた。
この団体は「愛情を持って世話をしていても、いろいろな事情で世話が難しくなる場合もあるでしょう。だけど飼い主には最後まで責任があるのです。先々自分が飼えなくなった場合のことも考えてください」という内容がホームページに謳われている。
ほとんどの保護団体は寄付とボランティアで運営してる。
真面目な団体ほど運営はカツカツだと思う。
ボランティア団体のていで、無責任な扱いやお金集めをするところもあるかもしれない。
ホームページはみんな愛くるしい子犬や子猫の写真が表紙になってるから、わからない。
ワシは地域より、運営方針、明確な活動内容などがはっきりみえる団体を探した。
だけど別の視点からみると、こういう団体が頑張ってくれるから「飼えなくなればお願いしたらいいんだ」という軽い気持ちで飼う人もいるのかも。
やはり引き取りは相応の金は取らないと行けないよな。
生体販売という広い入り口がある以上、善意の保護団体が頑張ってもザルだしね。
NPO団体もいろいろな活動があり、今回の相談先のように条件に特化した団体もある。
団体の担当者からは「譲渡先を探す形態の預かり方なら、少しでも早いに越したことはないです」と言われた。
今回提示されたお金は、二匹の検査代やワクチン、雄猫の去勢大事も含まれる。
すぐに貰い手がないだろうし、餌代や消耗品、先住猫にまわる分もあるだろう。ペットホテルちゃうし。。。
兄の雄猫はスプレー行為はしていないようだ。
安心できる場所なんだと思うけど、引き取られたら環境が変わる。
団体が兄に代わって去勢手術をしますと言ってくれた。
その件を兄にメールした際、お金の話や、手厳しい意見も言われたことも書いたら反論がきた。
「こちらでも引き取り先があるかもです」とあったので、ちゃんとしてる相手が聞いたらスルー。
引き取り先って、まさかこの前チラっと聞いた知人?
この人、いよいよとなれば餌をたくさん置いて、山に逃してやれって言ってた人?
もう、これ虐待どころか犯罪だよね。
さすがにそれは無いと信じたい。
兄に厳しい意見をもらったけど、厳しい意見をいう人のほうが信用できると思うと去勢について話した。
以下、兄の返信
「動物病院の先生に色々聞いたし 去勢も考えました。ただできるだけ自然の状態で最後まで一緒に暮らす選択しました。私の考え方とボランティア団体の考え方が違うだけ ボランティア団体はある種 沢山の命を助けたいので当然の考え方だと思います 私は少数の縁の有る子達を最後まで共に暮らし最後を見送る まあ そういった違いでしょうか」
あと「僕は猫のためにマンション買いました、もっとたくさんいた母の猫が老衰で死ぬときまで添い寝したくらい愛情があります」とも。
そういえば亡くなったお母さん多頭飼いで、でも避妊手術はしていたみたいだけど、10匹以上いた猫ってどうしたのだろう。兄はみんな看取ったって言うけど、火葬したか聞いていない。
さすがに山中に木で作った十字架たてて勝手に墓とか作ってねーだろうな。。。怖くて聞けないけど。
兄からのメール読んで単にワシに逆張りしてるだけだと思い「お兄さん猫を看取れるの?ギリギリまで一緒にいて、先々どうされるかわからない人に渡すの?見送りじゃなく道連れですよね。猫、家族じゃなく愛玩具だね」って返信したら「今は身体がつらいんや、自分の事で精一杯」と。。。
あと、病院には相談してないと思う。
瀕死の子猫拾って命をつなげました→猫は育ち自分にしかなつかない可愛い存在です→幸いスプレー行為もしないし去勢しないで動物本来の自然のままにします→病気になり猫は残されますが僕は見送るつもりです→どこへ?
できない事の言い訳ばかり見え透いて腹立つ。
そんな感じで、すごく複雑な気持ちになる。
だけど一番辛いのは兄だからさ。。。
これも日記の中におさめるわ。