よかったよかった。
昨日は「まさかの日曜日お茶ひき」かと思い、そろそろ待機利用している喫茶店を出よう考えていた。
で…仕事が入った。
フリー70分だけど、ありがたいですわ。
指定されたホテルの部屋をノックしたら、マスクしたまま「見た目さほど悪くない」お兄さんが出迎えてくれた。
ワシも風歴そこそこあるけど、短いコースのお客様はくせが強い人が多いと思う。
お客様「先にお湯入れておきました」
ありがとうございます。助かります。
そのあと、後ろ向きで店に入室連絡をする。
振り返って、お待たせいたしま…
いないっ!消えた…
入室連絡には数秒しかかかっていない。なぜ?
お客様はすでに服を脱いでベッドに寝ていたのだった。
紅白歌合戦で見る、衣装の早変わりレベルの速さだった。
しかも、マスクしたままで。
短髪の髪と顔が、肩までかかっている布団の柄に擬態化して、ワシには消えたように見えたのだった。
すみません、当店は先払いなのでと話す。
お客様「ああ、そうだっけ、はい」
代金をいただくと、一瞬がっつかれたけど、普通に浴室誘導に応じてくれた。
このお客様、店新規ではない。
(接客した先人がいるのか。お疲れ様です)
40代後半らしいけど若く見える。
何がスポーツをしているんですか?と聞いたら「いや、ジムとかも行かないし家で筋トレの真似事くらい」と。
ワシ、時間があまるとお客様が希望しない限り、マッサージしながら会話する。
せっかくスクール出て資格あるんだし有効活用。
世間話の中で腰痛予防の話題になると、おもむろに「寝てみて」といい出し、仙骨あたりにお客様が指を当てる。
「今度は僕がやります」
なんか、出たな。。
久しぶりにキタ。
マイノリティを尊重する時代「変態」の表現はよろしくないが、やはり「変態枠」のお客様は存在する。
自分に害がないなら、ワシは変態歓迎派。
前に書いたお客様も、変態だからじゃなく過去の店での事があって、相変わらず直っていないところが不愉快だっただけ。
変態枠と同列で存在するのが「気を送る枠」
前の店でも数人当たったけど、先にあるのは勧誘と開運グッズ販売と非常にわかりやすかった。
お客様が「どう?」と感想を求めるので「指が温かい」とか「明日の身体介護の時に実感すると思います」と上手く話を濁した。
たしかに指は温かいけど、何かを送られた実感は無し。
だけど、このお客様に、その先は感じられない。
一言で言えば、変わっとるナーって感じ。
ま、ワシも変わってるから人のことは言えぬ(笑)
仕事を終えて事務所に着いたら、残り待機時間30分なので待機ブースに入った。
14時ピタで精算しに行ったら「今日はスミマセンでした」と言われたけど、お茶をひいたわけでもなく、スミマセンは何に対してだろう。
ショート一本に対して?
変わったお客様と知ってつけたから?
わからんのう(●´ω`●)
「いえいえお気になさらず。こうして仕事をつけていただけたのたので、スキップして帰ります」と挨拶した。
そこそこ長い付き合いの店員さんで、ワシが終了後に喫茶店で休憩したり、ドラッグストアに行ったり、行動にアタリをつけているため、今回も「今から本指行けますか?」の電話がありゾンビ復活で仕事がついた。
兄のところにいくためPCR検査をして、ドラッグストアに入った時だった。
本指様なので、勝手知ったるお客様。
気を送られる事もなく普通に時は過ぎた。
さっきPCR検査結果もきた。
いろいろと、よかったよかった。